狩人の記
零様作







あらすじ〜

背中にアギトを背負いいざ狩りへ!!!
 オレの村、ティクット村。
コノ村にはハンターが集う小さな酒場がある。
<バンッ!>
いきなりドアが開いた。
「リ・・・リオレウスが村に来るぞ・・・・逃げろ・・」
と言い放ち倒れた。ほかのハンター達はざわめき始め酒場から少しずつ消えていった。
だが残ってるものも少なくはなかった。酒場のマスターが出てきて、村長がでてきた。マスターが
「誰かリオレウスを討伐するものは居ないか?契約金は500J。報酬金は2000Jだ。緊急事態なので村から出すことにした。」
・・・・・・少し沈黙が続いた。

「俺がやるぜ。」
オレの隣に座っていた男が名乗り出た。
「おぬしはコノ村の者ではないな?」
村長がたずねた。「あぁ。わるいか?」
 「いや頼もう。なんならパーティーを組んでもいいがどーする?」

「パーティーか俺一人で十分なのだが・・・おいとなりの小僧」

「え!?オレ」
「あぁお前だ。お前も来い。」(どうする・・・?レウスなんかを狩った事ないぞ・・・?)
オレに有無を言わせず男は
「行くぞ」と叫んだ。「は、はぃ・・・」(何でオレ・・・)
ゆっくりと男のほうを見てみると装備が半端なくすごかった。
俺は思わず
「す。。すげぇ」
と声に出してしまった。上半身はディアブロスシリーズで下半身はレウスシリーズだった。
武器は炎剣リオレウス。
それに比べて俺はハンターシリーズに武器アギトだった。

まさに天と地の差。
(クソッなんなんだよ・・・アイツ)と思った。狩場に着いた。平原だった。

レウスは前に卵運びのときなどに1〜2回あったことがある。だが戦った事はない。正直言って怖い・・・・
今まで村ではいろいろなクエストをクリアしてきたつもりだった。地図を見て直接リオレウスの巣がある「5」に行く事になった。行ってみると予想通リオレウスは眠っていた。男が
「オイ小僧。お前が先に行け」
・・・・・
「えぇぇぇえええ!??」
「行け」
「はぃ・・・・」
「支給品はすべて使ってもかまわん。」うなずきながら支給品をセットした。
                                                                          俺はアギトを握り締めレウスに向かって行った。
まずはペイントボールをつけることから始まる。
だが、一つ重要なことがあった。
ペイントボールを投げるときハンターはすきだらけになってしまうのだ。
その間に攻撃されて命を落とすのも少なくない。
だから効率的な方法としては、閃光玉を投げ、相手の視力を奪った後にペイントボールを投げるのがいいだろう。
だが、今リオレウスは眠っている。
(どーするか・・・)
俺は思い切ってペイントボールをリオレウスに投げつけた
。リオレウスが気づいたようだ。すかさず俺は閃光玉を投げつけたが、
方向が悪かったのか効かなかった。リオレウスは
「ウガアアアアアアア」
という雄叫びとともに口を開き、炎球を吐いてきた。俺は足がすくんで動けなかった・・・・目の前に炎球が迫る。足に力を入れ、
アギトを構え前に構え盾にした。・・・・手がしびれ、一気に全身に熱風が来た。
おもわず倒れそうになったが足に力を入れ耐えた。
・・・つもりだった。爆風と一緒に飛ばされ、岩に叩きつけられた。目の前が真っ白になり、気を失った。目を覚ますと自分の部屋で寝ていた。
「夢だったのか?」村長に一応聞いてみると、あの男がリオレウスを狩って村に戻ってきたらしい。
(夢じゃない・・・)「その男は??」と聞くと、「消えたよ。(帰ったよ)」「そ、そうか・・・」
その時俺は決心した。街へ行き強くなってあいつを見返してやろうと・・・
俺は腹が立っていた。リオレウス相手に何もできなかったことを。。。そして守られた事も・・・次の日俺はティクット村をでた。
もちろん愛刀『アギト』を持って、街に着いたとたん目を疑った・・・
「す・・・すげぇ・・・」
何がすごいかというと、人の量、店の量、すべての面ですごいと思ったのだ。
唾を飲み込みさっそく、酒場に向かった。
クエスト受注係のようなメイド服の女の人が
「初めてですよね?登録はこちらです。」
わけもわからないまま、俺はカウンターに連れて行かれた。周りのハンター達は、
凄腕の奴等もいれば、俺より弱そうな奴もいた。
「こちらに名前。年齢。出身。を書いてください。」

(氏名:ジン・アーレスト 年齢:16歳 出身:ティクット村)
と書いて出した。
「こちらは登録用紙なりますのでこちらで大切に保管させていただきます。クエスト申し込みの方は、隣の掲示板にありますので。」
と一礼して去っていった。カウンターから違うメイド服の人が出てきた。さっきは青だったが今度は赤色の人だ。
「アスカです〜よろしく。新人君!」
と言ってきた。・・・・ちょっと呆然としてしまった。かなり美人だ・・・・
ほかのハンター達は見とれていたり、
「アスカちゃーん酒!」などと言っていた。
早速何か食べようかと思ったが、それより長旅のせいで疲れていた。
ゲストハウスに向かった。俺は言葉が詰まった・・・・・目の前に広がるのはまるで・・・・『豚小屋』・・・
なにやらなにまでボロイ!
唯一使えるのはベッドくらいだ。「これが・・・ポーン・・・」・・・ゲストハウスにはランクがある。一番上はキング一番下はポーン。キングはハンター達の憧れでもある。(きんぐなぁ・・・・)俺はベッドに倒れ休んだ、
次の日、町の中を散歩してみた。まずはハンターなら誰もが行く、武器工房。工房のジジがでてきた。
「おや?おぬし初顔だのぉ・・・名は?」
「ジ、ジン・アーネストです。」
「ほぉ・・・ジンか覚えておこう。ところで今日はなんのようじゃ?」
「いえ見に来ただけです。」
「そうか。いつでもこい。」
工房を出た。
そのあとも材料屋などなどいろんなところに行ってみた。歩いているだけで楽しかった。そして今日も酒場に向かう。今日も酒場は賑わっていた。
「昨日食い損ねたからなぁ・・・・何かくうかぁ」
すると「こんにちわ!何か食べる?」
アスカの声がした。一瞬びっくりしたがすぐ理解した。
「えっえーとこんにちは。」
「ジン君よね?」
「え?あっ・・・はい」
『何食べる」?
「えーと・・・あ、んじゃアプノトスのステーキで・・・」
「オッケ〜!!」
(調子狂うな・・・アスカさんて・・・)5分くらい立っただろうか、厨房のほうからいい匂いがしてきた。「どうぞー!!」
アスカが勢いよく持ってきた。
「ありがとうございます。」<パクッ・・・・>「うめぇ・・・」
舌の上でとろけるような触感。・・・塩コショウの絶妙な味付け。「でしょ〜?初めて食べた人はみんなそういうの!」
前にもアプノトスを食べた事があるが、こんなにうまくはなかった。
「このアプノトスは食用に養殖されてるの。」
「へぇ〜納得。」
フォークを持ちながら答えた。
「んじゃごゆっくりね〜♪」
アスカはどこかへ行ってしまった。
「さぁて・・・クエストでもみるかな?」
俺はクエスト掲示板に向かった。
「ん〜〜マシなのはこれくらいかな・・・」
手元に持っていたのは、『イャンクック討伐』ほかのはランポス討伐やら卵運びやらでやりたくなかった。
「場所はジャングルだったよな。肉焼きセットは持っていくか」ジャングルは険しいため。スタミナ消耗が激しい。「肉は現地で」クエスト用紙をだして契約金を払っていたら。後ろから<ドンッ>という衝撃がきた。振り返ると、
女の子が転んでいた。茶髪のセミロングで・・・・身長はオレより低かった・・。が何より可愛かった。
「すみません・・・」
と俺は謝った。が!
「邪魔よ」
といわれた・・・・さっきまで可愛いと思ったオレがバカだと思った。(ちぇ・・・何だよアイツ)俺はクエストの準備を始めた













By Mind of Hunting