angel of wrath
kan様作







「カーン?」
「そうだよ・・・それと幼馴染みの
二人の仲間がいたんだ
村長がココットの英雄と謳われた人だった
村が有名なのは それだけじゃないんだよ
その人達と 他にも
伝説のガンナーがいたから有名なんだ
もっと知りたかったら村長に聴いてみれば・・・
詳しいんじゃないかな?」

「カーンというハンターについて少しだけ聴きたいんですけど?」
「カーン・・あぁいつまで経っても
ずぅっと悪餓鬼みたいな奴じゃった
そう 昔はKANと名乗っておっての・・
カージーと言ったころもあったか?
優れたハンターじゃった・・・
しばらくしたら
この村をでてミナガルデに向かったがの
街の仕事がしてみたかったんじゃな・・
今みたいに出張所なんぞ無かったからのぉ
・・・・それで奴がどうかしたのか?」
「いえ・・気になっただけです」
「そうか・・・おぬし・・名は?」
「・・・・・ラナ」
「怒りの天使・・・」
「えぇ・・そう呼ばれてます」
「なぜ・・この村に?」
「そのうちミナガルデに往くつもりです
すこしの間は
ここで過ごそうと思ったんですけど・・
お金が無いんですよ・・
どこか野営できる場所はありませんか?」
「・・・もし良かったらじゃが
あそこの家を使いなさい 元は・・・
カーンと仲間が使っていた家なんじゃが
今は誰も使っておらん ベッドは一つ
昔は三つあったが二つは壊れてしもうた
それと奥にも部屋がある
好きなようにつかいなさい」
「ありがとうございます」
ラナは頭を下げると
村長のいっていた家に向かう
背を向けたラナの背中には
大剣が背負われていた
(・・・エピタフプレート
あの身体で大剣を振れるとはの・・・)
木の戸口は大きく音を立てて軋む
「埃だらけね
ホントに何年も誰も使ってないみたい・・」
咳き込みながらラナは中に入る
まずはベッドの近くの窓を開ける
暗かった室内は窓から差し込む
柔らかい金色の光りで包まれる
ラナは大剣を降ろし壁に立てかける
そして袋から防具を取り出すと
近くにあった大きめの古い箱に
丁寧にしまいこむ
奥の部屋に往こうとしたラナは
ふと一つの古びた雑誌に目を留める
何度も何度も読み返したようで
もう表紙は取れそうでボロボロだった
特に傷ついていたのは
ランスと大剣の事を書いてあるページだった
何かをメモした後で一杯だった・・・
良く見てみると独自の戦法を
書きこんであるようにも見えたが・・
「ここを使ってたカーンって人達かな?
でも強い人らしいから
雑誌なんかは読んだりはしないかしら?」
雑誌を元の場所に置くと
ラナは服の埃を払いながら奥の部屋に入る
ラナは部屋の中を見回す
「思ったより広いわね・・料理も作れそうだし」
ラナは一通り様子をみると
ベッドに倒れ込み眠りに堕ちていった
「ん・・・よく寝た・・」
ラナは立ち上がると服を着替えると
袋から食料を取り出し口の中に放り込む
「さてと・・・」
ラナは家の扉を開ける
強い光りに目を細めながらも辺りを見回す
「まずは狩りの道具を買わないとね」
道具屋らしい女性に近づく
相手はラナに気付き軽く頭を下げると
自分の後ろにある道具の数々を見せる
「昨日きたラナさんよね?
おはよう 何か欲しいの?」
「おはようございます えっと・・
薬草を6枚と・・・・砥石を5個
あと〜回復薬ってあります?」
女性の後ろにある道具の数々の中から
回復薬を探しながら聴く
「ゴメンね 回復薬は売ってないの
でも・・ほら・・・あの人!
ここに良く来てくれる行商人なんだけど
回復薬も売ってるわよ 他にも色々
私には分からない物もあるの
あと・・あの凄い荷物をもってるおばあちゃん
あの人も行商人なの よく持ってくる物が違うわ
たまには安売りもしてるのよ
で・・あっちのアイルーと一緒のおばあちゃんは
アイルーの仲介者なの
お金を払えばアイルーを雇わせてくれるの」
「あ・・ありがとうございます」
一気に捲し立てた女性に少々たじろぎながらも
キチッと御礼を言い代金を払うと
行商人の男性の方に向かう
「やぁどうも始めて見る顔だね」
「あ 昨日から来たんです」
「これから宜しく それで何か欲しいの?」
「えっとぉ回復薬を10個あります?」
「あぁ!あるとも」
ラナはポーチからお金を取り出すと渡す
「これで足りますよね?」
「ありがとう!じゃあお釣り」
行商人はお釣りを渡すと荷物を畳み
次の街か村に行くのだろう
歩いていってしまった
ラナは家に帰り昼食をすませる
それから色々と街の様子を見て回ると
いつのまにか夜になっていた
「狩りは明日からね・・」
ラナは家に着くと眠ってしまう

「じゃあこれで作ってもらえる?」
「任せるニャ」
今 ラナはキッチンで
昨日の昼食後に雇ったアイルーの
<チャールズ>に料理を作ってもらっている
とチャールズはラナの前に料理を持ってくる
「ありがと」
ラナはなかなか豪華な料理を食べる
「おいしかった!」
ラナの一言を聴くとチャールズは喜んでいる
「じゃチャールズ 往ってくるね!」
「モンスターには気を付けるニャ!」
「うん!」
ラナは防具を着るとエピタフプレートを背負う
ラナの装備はリオハートG装備
桜色のリオレイアの素材から作ることのできる
美しい色をした防具だ
「よし!準備万端整ったぁ!」
ラナは久しぶりの狩りのうえ
朝食がとても美味しかったので
勢い込んで村長に会いに行く
「おはようございます!村長さん」
「おぉ何かクエストを受けるのか?」
「はい!そうです!えっと・・・
イャンクック討伐ありますぅ?」
「イャンクック討伐なら
昨日の夕方に依頼が来たんじゃがな
やろうとするハンターがいなくて困っておった所じゃ
どうやら畑を荒らされているらしい
森と丘にいるようじゃ ここからそう遠くない
歩いていくんじゃぞ ほれ!往ってくるがいい」
「ありがとうございます!」
ラナは肩を回すと笑みを浮かべながら走っていく
イャンクックの怒声が丘に響く
クックはラナに向かって容赦なく走っていく
それを容易く避けると腰のひねりを入れ
倒れ込んでいるクックに渾身の一撃を与える
「蒼色だったから驚いたけど・・
てんで大したこと無いわね」
クックはその言葉に反応したように
ラナの方を睨むと口から火をこぼしながら
大きく一声吼える いや叫ぶに近い
クックは口からブレスを噴きだす
ラナはそれを右横に転げて避ける
ラナの方をクックが向く
そのときラナは投げナイフを投げつけていた
投げナイフはクックの右目を深く抉る
怯んだクックにラナは大剣を振り下ろした・・


イャンクックの断末魔が丘に木霊する
ラナがエピタフプレートをしまうと
後ろから拍手が起こる ラナは驚き
後ろを振り向くと男が三人
右から赤髪 橙 深蒼という順番でいる
「怒りの天使・・だよね?」
赤髪の男がラナに近づきながら言う
「そうだけど・・・貴方は?
いつから居たの?」
「だいぶ前から居たよ
俺はカーンで・・後ろの二人は」
「カーン・・さん?」
「そうだけど・・・どうした?」
「私 今ココットにいるんですよ!」
「あぁ!そうなんだ!じゃあ馬車とかある!?」
「あ・・スミマセン 歩きです」
「そっか・・じゃ一緒に往こ!」
「はい!」
カーン達とラナはココット村に向かって往った

ココット村に着くまでに打ち解けた四人は
最近ではクエストに一緒に往くようになっていた
そんなある日・・
「カーンさん」
「あい?」
「このクエストを手伝って欲しいんですけど・・」
ラナの差し出したクエストを覗き込むカーン達
「オイオイ・・ソウルかよ面倒な」
カーンは煙草を取り出すと口にくわえながら呟く
「森と丘かぁ」
「僕とナインも往くのかい?」
ナインとポールは酒を飲みながら言う
「えっとスミマセン できればで良いんですけどぉ」
「ん?別に俺は良いよ ナインとポール
御前等も来いよ〜」
「ん まぁ良っけどよ」
「じゃ僕も往こうかな」
カーンとナイン ポールは立ち上がる
「準備してきますね!」
ラナはそういうと走っていった

「ラナはどうしてソウルに往こうなんて?」
ポールがソウルを探しながら聴く
「えっと・・母が病気なんですけど
蒼が好きなんで鱗でネックレスを・・・と」
「ふ〜ん まっ頑張ろうね」
ポールがそこまで言ったときにナインが叫ぶ
「いたぞ!!!・・・ってアレ?」
ナインの方にカーン達が近寄る
カーンは頭を掻きながら呟く
「えっと・・本当にリオソウルさんでしょうか?」
「これは大きいね 僕も始めて見たよ」
「何か・・私 変なクエスト受けちゃいましたね」
カーン達の前にいるリオソウルは通常の数倍はあった
「どうりで報酬が高いわけだな」
ナインはそう呟くと背中からアッパーブレイズ改を取り出す
「つくづくリオ系に運がねぇな
カタストロフィーの時は死にかけたし
その後もしょっちゅうレウスとは交戦になるし」
「全くだね」
カーンは鬼斬破を ポールはバベルを取り出す
そしてラナはエピタフプレートに手を掛ける

ラナがエピタフプレートを構えた瞬間
ソウルは火球を放っていた
「痛ッ!」
ラナは辛うじてガードするが吹き飛ばされ
壁に身体を叩き付けられる
そこにソウルは突進をしていく・・が
「「待てよ」」
ナインとポールがガードして受け止める
ソウルは一歩後ろに退きナイン達を睨む
そして咆哮を発しようとする
しかしそれは鬼斬破の
顔に対する一太刀により阻まれた
カーンはそのまま次の攻撃に転じようとする
が次はソウルがカーンを噛み砕こうとし
カーンの攻撃を阻んだ カーンは鎧の一部を砕かれ
そのまま吹き飛ぶと地面を転がる 
ナインとポールは横から攻撃をしようとするが
ナインは尻尾にポールは牙に阻まれた
地面に倒されたナインの鎧は尻尾の威力により
大きく傷付けられていた
ポールのバベルの盾には牙の後がくっきりと残っている
「此奴はマジでヤバいぜ・・」
ナインは苦笑いをしながら呟く
ソウルの攻撃が直撃したため
起きあがろうとしているカーンはふらついている
がソウルは容赦無しにソウルはナインとポールを退けている
今の内にと火球を放とうとする
「やめなさい」
仰け反らせた頭を下から斬り上げ喉に一突き入れる
一瞬だけよろめいたソウルの頭にエピタフプレートが振り下ろされる
「速い・・!」
ラナは一瞬で何発もの斬撃を喰らわせるとソウルの後ろに廻っていた
怒りの天使 ラナがそう呼ばれる由来
戦う姿は美しく 動きは身体に羽があるように速い
その斬撃は万象一切の者を斬り刻む・・・

「畜生めッ!」
ソウルがラナの相手をしている間に起きあがり
回復薬を飲むと砕かれた上半身の鎧を地面に落とす
「身体は軽くなったな・・・
ラナ!ここは一旦引いて作戦を立てた方が良い!!」
「はい!でも・・逃げられない!」
ラナはカーン達のいる方向へ逃げようとするが
ソウルにそれを阻まれている
ポールは腰のポーチから閃光玉を取り出すと
ソウルの目の前に投げる
閃光により視界を奪われ暴れているソウルから
ラナは急いで離れるとカーン達と共に一旦逃げる
-森と丘<エリア9>-
「ふぅ奴の巨体じゃここに来るのは無理だろう・・」
メラルー達を蹴散らすとカーンは壁に寄り掛かる
ナインも壁により掛かると話し始める
「とりあえず落とし穴と閃光玉がある
全員で攻撃するとお互いに斬っちまうかもしれねぇ
そこでだ 鎧が無いカーン御前は安全な道をとった方が良い
奴が閃光玉で目がやられてるうちに
奴の前に落とし穴を仕掛けてくれ
閃光玉はポール・・頼んだぞ
ラナは俺と一緒に閃光で目がやられてる内はソウルを斬りつける
落とし穴に入れてからはカーンは顔面を叩き斬れ
ラナは翼を斬り刻んでくれ 俺とポールで爆弾をしかける
顔面と翼に爆風が届かない位置にな OK?」
「わかった」
「任せてよ」
「わかりました」
「じゃっ往くか!」
ナインが走り出そうとするとカーンが手を前に突き出し制止する
「どうしたカーン?」
「気合い入れてこうぜ?」
「また出たよカーンの莫迦なところが
すぐに円陣組んで気合いを入れたがる」
ポールが呆れたというように方をすくませる
「良いじゃねぇかよ なぁ?ラナ」
「え?まぁ良いんじゃないですか?」
苦笑いしながら答えるラナに笑いながら頷くと
「そうこなくっちゃ」とカーンは四人で円陣を組む
「気合い入れてくぞ!ソウルゥ」
「「「「ブッ殺!!!!!」」」」
カーン達三人の猛々しい叫びと
恥ずかし混じりのラナの声が木霊する

ポールは勢い良く閃光玉を投げる
その閃光によりソウルは目が眩んでいる
カーンはソウルの目の前に落とし穴を仕掛け
ポールはそれを手伝い
ラナとナインはソウルを斬り刻む
閃光により目が眩んでいるソウルは尻尾を振り回す
ラナは素早く避けながら斬りつける
ソウルの尻尾がナインに近づいていく
「一撃必殺・・・決して他の武器には
その威力の追随は許されない
それがハンマーだ ただし俺の剣はハンマーに匹敵する!!!」
一撃 ソウルの尻尾は宙をまったのち地面に落下する
丁度そのときソウルは視界を取り戻す
ソウルは廻りを見渡す 目の前には一人のハンターが座っている
そのハンター カーンに向かってブレスを噴く
辛うじて避けたカーン だが避けた後の隙を見逃さず
ソウルは物凄い勢いで突進してくる
突然地面に穴が空いた ソウルにとってはそのに感じただろう
落とし穴に落ちたソウルは顔をカーンに斬りつけられる
そして翼はラナに斬り刻まれる
ソウルは驚いただろう
顔と翼を斬りつける人間に気を取られていたのだから・・
背中の辺りで大爆発が起こるなんて予想はしなかっただろうから・・・
大タル爆弾G その絶大な威力に悶え苦しみながらも
ソウルは落とし穴から脱出する
「こっからが本番だな」
ラナ達4人は各々の武器を構える・・・

「はっ!」
ラナは身体に回転をかけ斬りかかる
ソウルはエピタフプレートを牙で挟み受け止めると
そのまま振り回しラナを壁に叩き付ける
「う・・」
起きあがろうとするラナにソウルはブレスを噴きつける
間に合わない・逃げられない・・・誰もがそう思っただろう
いや・・実際に逃げることはできなかった
が ラナは無傷 しかしラナの目の前には
左手で地面に鬼斬破を突き刺しガードしているカーンの姿があった
ラナにはダメージは入らない しかし・・・
防具を着ていないカーンの上半身 左半分は使い物にならない
鬼斬破の柄から力無く手がずり落ち地面に身体を横たえる
「カーン・・さん?」
ラナは倒れたカーンを仰向けにして顔を覗き込む
「なに・・泣いてんだよ?俺はこれぐらいじゃ・・死な・ねぇ・・
さ・・っさとアイツを・・・」
カーンは息を吸うと叫ぶ
「ブッ殺せ!!!!!」
そこまで言うとカーンは意識を失う
カーンを地面に横にすると立ち上がる
そこにソウルが突進をしてきていた がソウルは動きを止める
ポールとナインが武器を突き付けたのだ
威圧感にソウルは一歩退く 飛竜が人間を恐れている
「テメェは・・ここで始末する」
ナインは剣を持つ手に力を入れる
「御前だけは許さねぇ」
ポールもランスを力強く構える
ソウルは身体を大きく仰け反らせると
自分に喝を入れるため吼えようとする
が身体を仰け反らせ空を見たとき
一瞬黒い人影 そしてエピタフプレートの斬撃が入ってきた
ソウルは目を潰されると地面に倒れ込む
ポールはランスで突撃し ラナは遠心力により
威力を増した攻撃を連続で放ち
ナインは渾身の一撃を叩き込む・・・
その時カーンは意識を取り戻し始める
「う・・」
カーンが横を向くとそこにはソウルと戦う仲間の姿があった
ソウルは立ち上がるとブレスを噴く
ナイン達は全員が避けるがブレスの先にはカーンがいた
「しまったっ!!!カーン!!!!!」
ナインは走り出すが間に合うはずがない
(迷惑ばっかかけて何やってんだよ・・俺は!!!)
カーンは地面に膝をついた状況で右手だけで刀を振るう
ブレスはその場で砕け散った

「往くぜ!」
カーンにソウルは突進をしてくるが
刀を縦に振り下ろし怯ませる そこからも1.2.3
3度も斬撃を喰らわせる
が ソウルはカーンに噛みつこうとする
カーンはあえて左手を噛ませると
ソウルの口の中を掴む
「離さないぜ」
ソウルの首に鬼斬破が突き刺さる
カーンは吹き飛ばされるが鬼斬破は突き刺さったままだ
顔を振り回すソウルにラナは近づく
「回転剣舞・・・!」
物凄い勢いで横に回転しながら斬りつける
顔を逸らしたソウルの目にランスが突き刺さる
ソウルは顔をがむしゃらに振り回す
頭を下げた瞬間 ナインの渾身の一撃により
首と胴は離れていた カーンはそれを見ると微笑みながら倒れる

「うっ!」
「平気ですか!?」
「ラナ・・か?」
「良かった・良かった・・・」
ラナはベッドに横たわるカーンに泣きながら抱きつく
「莫迦!抱きつきかた痛ェよ
それにアレぐらいで死んでたまるかよ・・・
そうだ 鱗で首飾り作ったか?」
「え?あ・・はい!」
ラナは綺麗な蒼い首飾りを取り出す
「ほぅ・・綺麗だなぁ御前が作ったのか?」
「そうですよ」
「良いじゃねぇか」
「それはカーンさん用です」
「あ?」
「母親とカーンさんの分の二つを作ったんです」
「おぉサンキューなぁ♪」
カーンは首飾りをつけようとするが
片手のため四苦八苦する
「あ・・待ってください」
ラナはカーンの首にソウルの首飾りをかけてやる
「スミマセンでした 私の所為で左腕」
「気にすんな かばったのは俺の勝手だ
それより母親のトコには往かないのか?」
「・・・ミナガルデはマンハンターの続出で
隔離状態 関係者以外は入ることができません」
「そうか・・
!そうだ!首飾りの礼に・・・」
そういうとカーンは立ち上がる
「あ・・まだ歩いちゃ・・・それ・・は!?」
「これは勲章と言ったところか?
これさえあればミナガルデに入ることを許可される
早く往ってやれよ 母さん御前が来るの待ってると思うぜ?」
「・・ありがとうございます!それじゃあ往きますね
また・・・会いましょう」
「生きてりゃ会えるさ」
ラナは走って部屋を出ていく

ラナは走って部屋を出ていく
カーンはそれを黙って見送ると左腕を見る
左腕は肘から先が無くなっていた
「生きててもハンターは無理かな・・・」
「ざっけんじゃねぇ!やめさせねぇぞ!?」
「まだまだだよ!!!義手があれば完璧じゃん!」
ナインとポールが部屋に入ってくる
「義手作りが出来るやつを俺等が探してきてやる」
「それまではゆっくり寝ててよ!」
「・・・はっ!やめたくても・・ハンターてのは
やめられねぇな!」

数年後 ミナガルデ
「お母さん 具合は?」
「もう平気よ 貴方がくれた首飾り
持ってると とっても心強いの
危険を冒してまで 本当にありがとうね」
「ううん!平気よ」
「そうだ これから出かけましょうか?」
「良いね!待ってて!」
ラナは自室へ駆け上がる
そして準備をすませると机の中にある
勲章らしい物を懐かしげに撫でる
「ラナ!まだ〜?」
「今往くわ!」
ラナが机に勲章を終いなおす
その時ラナは気付かなかったが窓の外を
左手の肘から先が義手の
鬼斬破を背負った赤髪の男があるいていた
その隣には 深蒼の髪色のランサーと
橙色の髪をした大剣使い・・・

-END-














By Mind of Hunting